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リファレンスチェックのなりすまし防止策と注意点

仮面とビジネスマン

外資企業では当たり前に行われているリファレンスチェック

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、内定後のミスマッチを減らすため、近年リファレンスチェックを導入する企業が増えてきました。その中で、転職希望者を推薦する推薦者のなりすましが行われるケースも増えてきました。

今回は、リファレンスチェックを行う際の注意点やなりすましを見抜く防止策をお伝えします!

リファレンスチェックとは?

リファレンスチェックとは、転職候補者の情報(人柄、能力、実績)を第三者に確認することを言います。

 

発端や外資企業。日本のような島国ではない海外では、移民、異人種や異文化などを持った人が集まることから、経歴を盛ってしまったり詐称してしまう人が多く、内定後のトラブルが多発してしまうということも社会の課題になっています。

 

そのような背景から、リファレンスチェックが当たり前に行われています。

 

転職候補者のバックグラウンドだけでなく、面談時には把握しきれなかった部分を事前に知っておくことで、候補者の能力や人柄にあった配属先を決めることができ、転職候補者と会社側のマッチングができます。

リファレンスチェックのなりすまし2つのパターン

顔が白い箱のビジネスマン

リファレンスチェックのなりすましパターンとしては、以下の2つのパターンがあります。

 

パターン1、転職候補者によるなりすまし

パターン2、友人知人によるなりすまし

 

順番に見ていきましょう。

 

パターン1、転職候補者によるなりすまし

一番よくあるパターンとしては、転職候補者本人が推薦者としてなりすますケースです。

 

友人、知人、元職場の上司や同僚に頼むことができない場合、また、元職場で何かしらのトラブルを起こしてしまった経緯がある、経歴詐称をしているなど隠したい秘密がある場合があります。

 

パターン2、友人知人によるなりすまし

友人知人が推薦者になりすますケースもあります。友人知人が人事などの担当をしている場合、リファレンスチェックについて理解もあるため、依頼しやすい傾向にあります。

なりすましを防ぐ防止策とは?

チェックリスト

では、なりすましを防ぐ防止策はあるのでしょうか?以下の方法が有効です。

 

  • 推薦者の住所や生年月日などを身元確情報と照合する
  • 推薦者が実在しているかどうか職場等に確認する
  • 転職候補者との関係性や仕事上の関わりなど詳しいことを確認する

 

転職候補者と推薦者しか知らないような情報を確認しておくことも大切です。

リファレンスチェックのなりすましはなぜ起きる?

クエスチョンマーク

そもそも、リファレンスチェックのなりすましは、なぜ起きてしまうのでしょうか?なりすましが起きる原因は、以下の通りです。

 

  • 転職活動をしていることを職場にバレたくない
  • 職場の上司に転職を止められている
  • そもそも頼める人がいない
  • 後ろめたい事情がある場合
  • リファレンスチェックを拒否された

転職活動をしていることを職場にバレたくない

職場には、転職活動していることを隠しているケースがほとんどです。その場合、〝転職活動していることを職場の人間にバレたくない・・〟という心理状態になってしまうのは当たり前ですよね。そんな状況の中で、上司にリファレンスチェックを依頼することは難しくなってしまいます。

職場の上司に転職を止められている

職場の上司などから退職や転職を止められているケースもあります。そういった場合、万が一上司にリファレンスチェックを実施してもらっても、採用に不利になるような情報を流されたり、人間関係が悪化する可能性もあるため、リファレンスチェックの実施は難しいかもしれません。

リファレンスチェックを頼める人がいない

リファレンスチェックとは、転職候補者の良い部分を伝えてくれる人にお願いしなければなりません。しかし、前職で期待されたパフォーマンスを発揮できなかった場合や、そもそも前職での人間関係が良好でない場合、または良くない辞め方をした場合には、そもそも頼める人材がいないということもあります。

後ろめたい事情がある場合

また、もう1つの理由としては〝経歴詐称をしている〟〝過去にトラブルを起こしてしまった〟〝反社との繋がりを持っている〟などといった何か後ろめたい事情がある場合もなりすましが起きる要因になります。

そもそもリファレンスチェックを拒否された 

それ以外の理由として、リファレンスチェックを拒否されるケースも少なくありません。拒否されるパターンは以下の3つです。

 

 1、転職候補者本人から拒否される2、推薦者から拒否される

3、企業から拒否される

 

順番に見ていきましょう。

 

1、転職候補者本人から拒否される

上記に触れてきた理由などから、転職希望者本人から「リファレンスチェックを実施してほしくない」と拒否されるケースがあります。

 

2、推薦者から拒否される

さらに、推薦者から拒否されるケースもあります。理由として〝自分の言った一言で、相手の人生を大きく左右させる可能性があるため、そんな役を引き受けられない、責任が持てない〟といった意見があります。

 

3、企業から拒否される

企業から拒否されるケースもあります。日常の業務が多忙すぎて、リファレンスチェックに時間を使っていられないから転職希望者の退職について、いまだ不満を抱いており、協力したくない個人情報流出のリスクを恐れている

 

という理由からです。

 

前職で理不尽な扱いを受けている場合もある

PCを指さしチェックする男性

リファレンスチェックを拒否されたと聞くと、転職候補者本人に原因があったのではないか?と感じる人も多いかもしれませんが、転職候補者本人に理由がない場合もあるため、注意したいところです。どのような原因があるかといえば、例えば、

 

✔︎前職で理不尽な扱いを受けている

✔︎転職経験が少なく依頼できる人が少ない場合

 

などです。こういった場合も含めて、リファレンスチェックを拒否された理由をしっかりと把握しておきたいところです。

リファレンスチェックを拒否すると採用に不利になる可能性も

頭に手を当てる男性

リファレンスチェックを拒否した場合、先方の企業からは〝何か後ろめたい事情があるのではないか?〟と疑われてしまうケースもあります。

 

それだけで、採用却下になることはないですが、最終的な内定者を選ぶ時の判断基準になる可能性はあります。

 

面談等ではアピールできないところを認知してもらえたり、採用後の配属にも影響するため、リファレンスチェックの実施には、なるべく対応したいところです。

 

リファレンスチェックの代行はニコイチ

職場には内緒で転職活動を行っている〟〝上司がリファレンスチェックに協力してくれない・・〟など、リファレンスチェックを実施したいけど、様々な理由で行うことができない場合は実績No. 1!電話代行サービスニコイチにお任せください!

 

全て丸投げOKの成功率ほぼ100%のニコイチ。年間700件以上のお申し込みをいただき、様々なケースに対応していることから、どんな事例にも臨機応変に対応します。

 

細かな情報まで綿密に口裏を合わせ、役に応じたスタッフが万全な状態で対応します。もちろん、依頼したことがバレることも一切ありません

 

また、様々な悩みにあった解決方法をプロスタッフがご提案します。無料相談はいつでも承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

リファレンスチェック代行事例

(業務上で)本人と関わりがあった会社名・時期・本人との関係性チームワーク、上司、同僚人との関わり方について

→周囲とのコミュニケーションは良好で、気配りも丁寧だったため、年代問わず評判も良かった。

本人が退職した時の退職理由

提案力を高める為にも業界を変えて仕事をしたいと話していた。

当時 担当していた業務内容は?

→生命保険、損害保険の個人営業や教職、警察向けの団体保険営業、中小企業の経営者保険の営業が主軸だった。営業以外は新卒採用のリクルーターと既契約者のアフターフォローをおこなっていた。

本人の働きぶりはどうだった?

→営業成績も良く部署の実績に貢献してくれた。また、分からないことは積極的に聞くなど学ぶ姿勢があった。

上司として気になったところ

→スケジュールが細かく忙しなく営業に向かっている印象があり体力があると感じた

失敗談について

→入社当初、お客さま対応でミスがあった時はすぐに上司に報告をしてお客様にも謝罪に伺ったため大事にはならなかった。ミスをしても隠さずに謝ることができる。

人間性は?

→人とコミュニケーションを取ることが好きなようで明るくタフな性格。

リーダーシップはあるか?

→ある。依頼者とその同期で営業チームを組んでいた際に、チームリーダーとしてリーダーシップを発揮していた。

ここをこうすればいいなど改善点は?

→自信がなく緊張しやすいようで事前準備に時間がかかってしまう様子が見られたので、自信を持ったほうがいい。

社内でのチームワークはどうでしたか?

→良好だった。チームの中に進捗が遅れている同僚がいたら話を聞いてあげていた。

対人関係は?

→良好だった。気配りができるタイプだったので誰からも好かれている。

プレッシャーやストレスに対する能力はあったか?

→プレッシャーがかかる局面もあったと思うが、しっかり乗り越えて実績をあげてきた印象。ストレスに対しても大きな懸念は無い。

上司 部下 同僚とは、どのような関係性で接していたか?

→上司には自ら積極的にコミュニケーションを図りにくるので良好な関係ながらも適度な距離感を保っていた。同僚とは勤務終了後に飲みに行くなど仲が良かった様子。部下は現在の部署にはいない。

依頼者の関係を教えてください

→依頼者の所属するマーケット開発室の室長で直属の上司

依頼者の組織の中で働く適正、仕事に対する責任感に関する評価を教えてください

→営業成績も良かったがそれだけでなくお客様との対応も丁寧で、期日を遅れることもなく意識を高く持っていたので評価は高い。

依頼者の最も貢献した実績を教えてください

→依頼者の今年9月度の営業成績が好成績だったことで、所属している営業室が開発部1位を取ることができた。

依頼者は、どのくらいの収入を得ていましたか

→インセンティブは入りにくいが、総合評価は高かったので月に約21万程度だと思う。

依頼者の強み(長所)を教えてください

→ 周囲を巻き込む力がある。それぞれの得意分野を持つ人々に、円滑なコミュニケーションで周囲の協力を取り付けることができる。

弱み(短所)を教えてください

→自信がないところ。その分お客さまに会う前などは事前準備を万全にしているので良いところでもある。

緊急業務が発生した場合、依頼者は期限内に仕上げるためにどのような手段をとっていましたか

→ 状況を俯瞰し、やるべきことを明確にした上で対応をしていた。

仕事上、どのようなタイプの人物の対応に苦労していましたか

→ 依頼者は責任感が強いので、仕事を投げ出そうとしてしまったり、期限を守れない方は苦手のようでした。

YES、NOに関わらず、その理由を教えてください

→ 短い期間ではあったが仕事をする上で信頼関係があったから。しかし、依頼者はステップアップを目的に転職されるので、今回の転職を応援している。

YES、NOに関わらず、その理由を教えてください

→開発室にとって成績を上げてくれる存在なので最初は引き止めた。

ご本人が「セルフモチベーターである」と言うことを示す事例は、何かございますか?

→月の目標だけでなく一日の目標を決めて、毎日クリアさせることでモチベーションに繋げているようだった。大変な仕事でもやりがいや楽しみを見出していた。

ご本人が、自発的な(上司や他からのサポートにそれほど頼らずに)「問題解決」を得意としている、という事例は何かございますか?

→経験を積んでからは、お客様対応で何か問題があったとしても人に聞くのではなく自分自身で考えてから解決しようと努力しているように見受ける。

ご本人が、「指示待ち」よりも むしろすべてを「ワガゴト」としてとらえる傾向をお持ちであるという事例は何かございますか?

→担当が決まっていないが誰かがやらなくてはいけない仕事は進んでやっている印象だった。

ご本人の、人間的に誠実さを示すエピソードは、何かございますか?

金融機関なのでコンプライアンス等も厳しく、入社当初から所持品検査もありましたが一回も指摘を受けることがなかった。また、お客さまの特徴にあわせて連絡の頻度やメールの文面なども工夫していて、思いやりがあると感じた。

2:リファレンスチェック代行 回答例

当時の働きぶりについてチームワーク、上司、同僚人との関わり方について

その時の退職理由

私の友人(アメリカ人)から経営している会社の財務立て直しを頼まれ、転職を強く希望。

当時の業務内容

経理、人事、総務、ITを担当。部下は経理2名、人事1名、総務・IT1名の計5名を監督していました。

当時の様子で印象

非常に行動的でフットワークも軽く、自分が良いと思ったことはすぐ動くという印象でした。

働きぶり

周囲と明るくコミュニケーションを取りながらも、真面目に勤務し、仕事上の変化にも対応し、わからないことはすぐに情報収集をしてきました。

印象的な出来事

(なりすましてもらう言葉として)能力開発センター で知り合って会社を立ち上げることを決め、その際に知り合いということで紹介された。声掛けで当時勤務していた米軍基地での仕事を辞めて、まだどうなるのかわからない事業に参加してくれたのは驚きでした。社長兼営業、靴の製造を担当、靴のデザイン及び製造、経理、人事、総務、ITを担当することになりました。

受注後のお客様との納品の調整なども行ってくれました。社長と一緒に参加した商工会の集まりで、商工会の知り合いから靴のOEM製造の仕事をもらったと聞き、そこから社内でOEM製造の対応と自社の靴の量産を考えて工場を立ち上げることになったのですが(工場知り合いの建物を賃貸、機械は買い付けてきた)

作業員をキャストと連携して日雇いや短期雇用の派遣工員を連れてきたり、ハローワークで募集したりそこから働きぶりの良い人物を社員に採用したり、すぐに15人体制の工場を作り、最終的には20人まで増やしましたが、そこまでの採用手続きの動きの速さや、就業規則の作成、資金繰りや資金調達の速さは非常に印象的でした。

気になったところ:

誰に対してもハッキリと言ってしまう所があるので、社長とはよく口論していました。ただ、自分の非を認めた時にはすぐに「すみません」と頭を下げて謝ってました。

失敗談について:

靴の材料の皮を中国経由で奥様が仕入ていたのですが、他社から皮材料を売って欲しいと言われた際に自分の作った靴へのこだわりの強さを知っていた「弊社は皮の販売会社ではないので」と断ってました。

しかし、社長本人に聞いてみると、あっさり了承したので、そこから皮の販売も受け付けるようになったのですが、「先に聞いておけば、皮材料が売れたチャンスを無駄にすることはなかった」と残念がってました。

人間性

非常に前向きで明るく思いやりのある一面もありましたが、職務上、厳しい一面もありました。

リーダーシップ:5人の部下の監督もしっかりと行ってました。

3:リファレンスチェック代行

第一希望:リファレンスチェックを行う会社から予定確認のメール、電話が来る段取りになっております。

(業務上で)本人と関わりがあった会社・時期・関係性当時の働きぶりについてチームワーク、上司、同僚人との関わり方について

その時の退職理由:

父親が亡くなって気持ちを切り替えたかったため、IPO準備がしたいため

当時の業務内容:

経理担当(月次決算、資金繰り担当)

当時の様子で印象:いじられキャラで当時の副社長、役員によく話しかけられていた。上下関係問わず、誰からも話しやすいタイプ。

働きぶり

真面目で一生懸命。どんどん改善して効率化していった。数式を組み合わせて工夫していったのが印象的。

印象的な出来事

引継ぎをしたときに、自分から仕組みをどんどん変えていって効率化していった。請求書のフォーマット、資金繰りの情報共有の仕組み、会計ソフトの活用等意欲的だった。

気になったところ:

熱中しすぎたり、一人で抱え込むところがあった。

失敗談について:

抱え込み過ぎて沢山残業をすることがあった。見ていて体調とか大丈夫かなと思うところもあった。

人間性:

真面目。ユニークな発想、人間性で経理っぽくない雰囲気があった。話しかけやすいのかも。同じ年代の人とよく飲みに行っていた。

リーダーシップ:

資金繰りの仕組み作りのために、各部署から情報共有のために動いていた。あと、経理処理作業の件で派遣社員の業務指示を行っていた。

リファレンスチェックの代行依頼ならニコイチ

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株式会社ニコイチ代表

【記事監修】電話代行専門の便利屋で創業17年目を迎える会社社長です。心理カウンセラー資格所持。「退職代行」「謝罪代行」など業務に関わるテーマで、日々情報発信します。
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