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電話が怖い…「電話恐怖症」の原因と4つの克服方法について

スマートフォンを持っているのは当然…そんな昨今ですが、それに伴って「電話恐怖症」という言葉がよく聞かれるようになってきています。「電話恐怖症」とはどんなもので、原因や対策はどんなものがあるのでしょうか?このコラムではそれらを丁寧にまとめます。最近「電話が怖い」という方は、是非読んでみてください。

1:「電話が怖い…」電話恐怖症ってどういった症状?

まず電話恐怖症になるとどんな症状がみられるのかを確認してみましょう。

・電話に出ることに恐怖や大きなストレスを感じる
・電話をかけることが怖い
・電話で話している状態を見られたり聞かれたりしたくない
・電話の着信音が鳴るだけで恐怖感がある
・頑張って電話に出ても、上手く話せない

何ともない時は恐怖の対象どころか、便利で楽しさも提供してくれる電話機やスマートフォンですが、ひとたび電話恐怖症になってしまうと、それが激しいストレスを産む物体になってしまいます。

とはいえ、実際には電話機そのものが怖い訳ではなく、通話する相手からのプレッシャーなどが恐怖の原因なのです。次の項目ではその原因を探ってみましょう。

2:電話恐怖症になってしまう原因は?

なぜ電話に恐怖を感じるようになってしまうのかを説明します。

2−1:相手が見えないことに恐怖を感じる

「相手が見えない」というのは表情や仕草がわからないということです。人間は相手が笑っているのか、怒っているのかを見極めながらコミュニケーションを取ることで文化を築いてきた生き物です。あらゆる動物の中でも表情筋が特に発達しているのはそのためであると言えます。

ところが電話ではそれが見えませんから、声質や口調だけで相手の状態を判断しなければなりません。これでは判断材料が少ないので、相手が少し口ごもっただけで「怒っているのでは?」と過剰な感じ方をしてしまうこともあり得るでしょう。

2−2過去の失敗がトラウマになっている

電話で激しく怒鳴られた、不適切なやりとりをして相手を不快な気持ちにしてしまった、といった経験は誰でもあると思いますが、状況や感じ方によってそれがトラウマになってしまうことがあります。

「つながることが当たり前」のプレッシャー

運転中であったり、トイレにいたため電話に出なかった、着信音を切っていたので気付かなかった、というのは誰でもあることですが、「何故出ないんだ!」と激しく叱責されたりすると、「常に電話に出られる状態でいなければ!」と緊張を持続してしまう人がいます。

これではストレスがたまる一方ですから、電話が怖くなるという症状が現れてもおかしくありません。スマートフォンを持っているのが当たり前の時代ですから、このような場合は寝ていても電話がかかってくる恐怖を感じなければなりません。

「非通知」の恐怖

電話が怖いという人でも、相手が親しい友達とわかっていれば何ともないかもしれません。しかし非通知という場合もありますから、それに恐怖を感じる人もいます。

電話を使った詐欺、しつこい勧誘、いたずら電話などさまざまな可能性を考えてしまう人にとっては「誰からの着信なのかわからない」というのは大きなストレスです。

もし、「怖いので出ないでおこう」と判断した場合は、それが何だったかわからないままになってしまうので、気になるというケースもあります。

 

3:電話恐怖症を克服する4つの方法

基本的に電話恐怖症の根源にあるのは不安や失敗へのネガティブな記憶やイメージですから、それをどのように緩和するかが重要です。

3ー1:違う着信音にしてみる

電話がかかって来るだけで過去の失敗や激しく怒られた記憶がフラッシュバックする、という人は着信音を変えてみましょう。そして新しい音にした時、意図的に親しい友人や家族からかけてもらい、「怖くない」という紐づけを行ってください。

3−2:できるだけリラックス

「電話が怖い」「通話したくない」という気持ちで通話を開始した場合、心も身体も緊張状態にあります。それでは上手い会話もできませんから、恐怖症は悪化する一方です。意図的に電話に出る前に深呼吸や肩をほぐすなどしてできるだけリラックス状態を作りましょう。

職場であれば電話をする時に見える場所に「リラックス」と書いて貼っておいたり、意図的に心が和む写真やマスコットを置いたりするなどしましょう。重要なのはその「メモやマスコットをみただけで、自分は緊張を解放できる」と自己暗示をかけることです。

3−3:認識を改変する

過去には電話がなんともなかった、という人は何かをきっかけにして「電話が怖いモノ」「通話は恐怖」という認識ができてしまった状態です。それならば、逆の認識をすることで状態を元に戻すことができるかもしれません。

多くの場合恐怖症の人は相手の反応を過剰に恐れていることがあります。まず「相手はあなたに完璧を求めていない」と知りましょう。電話になかなか出られなかったことをクライアントや上司に叱責された、という人も「相手は着信音が鳴った瞬間に出ろと言っている訳ではない」「出なければ運転中、電車の中と思うだろう」と意識して考えましょう。

むしろ意図的に遅く出る、くらいの余裕を持つなどしてみてもいいかもしれません。多くの場合は何かの用事があってかかってくるものですから、その通話がストレスだとしても業務が前に進んでいる、とポジティブに考えてみましょう。とにかく、わずかずつでもネガティブイメージを減らし、ポジティブな気持ちを描きましょう。

3−4:専門家に相談する

1人で悩んでダメージを蓄積していくよりも、軽い気持ちで心療内科や精神科に相談してみましょう。医療機関であればあなたの悩みが人に知られることはありませんし、状態を見極めて投薬を行う、恐怖やストレスの対象に敢えて身をさらす「暴露療法」などを指導してくれたりするかもしれません。いずれにしても相手はプロですから、そこに身をゆだねるという時点であなたは安心感を得られると思います。

4:どんなに克服しようとしても無理な人は、仕事の影響が大きい?

職場、職種によって電話対応の量は大きく異なります。コールセンターなどに努めていれば電話に出続けること自体が業務ですし、トラブル対応を専門とするクレーム処理係やサービスエンジニアなどであれば、電話=トラブルという図式の中で生きていくことになりますから、それはトラウマになりがちです。

一方飲食業の厨房担当や製造業で直接作業する人などは、業務上の電話に出ることは少ないはずですから、電話恐怖症の人にとってはストレスが少ない職場であるとも言えます。

5:まとめ

いかがでしたか?「電話恐怖症」から脱出するきっかけを得られた方もおられると思います。一方、上記の方法を試してみてもどうしても克服できない、状態が改善しないという方は、業務内容自体が合っていないのかもしれません。

そのような場合は転職を考えてみてはいかがでしょう。上記のように電話にあまりでなくて良い職場は無数に存在します。「転職経験をネガティブな履歴」ととらえている方もおられるかもしれませんが、現在は企業の認識も変わっています。教育に手がかかりスキルや適正が未知数である新卒者よりも、社会人経験があって自分のスキルを把握できている転職者の方が良いという企業すらあるほどです。

辛い業務を我慢して続けるよりも、あなたらしく生きられる新しい場所を探した方が、明るく楽しく生きられる可能性があります。「電話に出なくていい職場に行ける」そう思うだけで心が晴れやかになっている方もおられるのではないでしょうか?そう思った方はこの機会に転職に踏み切ってみましょう。

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